ドイツに呼ばれて

主人の駐在に伴いフランクフルトにやってまいりました。

お別れの夏

6月のこの時期、ドイツの日本人間ではお友達とのお別れを告げる足音が聞こえてくる季節です。

 

もう何度も体験した「帰国が決まったの」の言葉を聞いた時の胸の痛み。どんだけ刺さるか。

 

1年しかお付き合いのないお友達も、同じくらいの時期に来たお友達も皆同じようにグサグサ刺さる。

 

子供もそう。

 

子供には

みんなそうやってお友達を増やしていくんだよ。

とか

またお互い新しいステージに立つんだよ。

とか言うんだけどさ

 

なんの慰めにもならないよね。私だってそんな事言われても悲しいもんは悲しいし寂しいもんは寂しい。

 

昨日読んだ漫画の中に

そういう気持ちがあるから人を大事に、大切にできるんだよ

て主人公が言ってたわ。

確かに。

旬な台詞だったわ。

 

 

 

離れがたい

 

そんな風に思わせてくれるお友達が近くにいてくれた事をありがたく思う。また、みんなそんな風に思わせてくれる人ばかりだった。

こんな横暴な私とお付き合いしてくれるなんてみんなすげーなって思う。

「ありがとう」が尽きない

 

しんみり。

 

離れててもみんなが幸せならそれでいいからしっかり自分の幸せだけ考えて欲しい。ほんとに。

日本だと無理しちゃいがちだから、そんな時はドイツを思い出してテキトーに、テキトーに。

どんな事でもなんとかなるしどうにでもなったでしょ。思い出してね。