ドイツに呼ばれて

主人の駐在に伴いフランクフルトにやってまいりました。

イースター休暇

イースターはプラハへ、とセンパイママに教わった。冬は死ぬほど寒いからだそう。

なるべく春はお花がキレイな所や北の方がいい感じ。オランダチューリップや北ドイツもいいね。シュヴェリーン城もまだ未体験。

ストラスブール近くのハウルのモデルとなった街、コルマールもいい。コルマールからワイナリーを巡りながらホーランズブール城あたりを目指すのも楽しそう。

イースター休暇中は大きな教会がある所は人が多いのでストラスブールあたりはお勧めしないかな。コロナからこっちはもしかすると人は減っているかもだけれどクリスチャンではないならイースター中はミサの多い教会などは遠慮した方が良いかなと私は思います。

シャンパン巡りにエペルネーもいいな。子供はつまんないだろうけど。

以前ミュンヘンに行った時、あるお城を観に行ったけれどそこは子供達向けにイースターエッグ探しをお城のお庭でやってた。来たばかりの時だからどこのお城か忘れちゃったけどググってみるとそういうイベントが見つかるかも。

私的にはベネチアもこの時期いんじゃないかなと思う。夏は暑くて日陰もなくツラかった思い出しかない。イースターあたりがちょうどいい季節かも。お城や教会などは事前予約が必須なのでお忘れなく。

ドイツ国内で近場ならカヌーでの川下りや滝を見に行ったり温泉にいったりも子供達が喜ぶ。

旅行には1番いい季節なので今からでも遅くないのでお出かけしてみて。

 

 

海外駐在

駐在の心得

 

妻は子供を連れて見知らぬ土地に来る。

単身者もそうだ。

言葉が違う。文化が違う。思った事も口に出せない。これは合っているのか間違っているのか常にアンテナを張っている。

 

自分の国なら何かあっても対処できるし誰かに助けを求める事もこちらほど困難ではない。実家の助けを得て生活していた家族もいるだろう。

 

それでも夫のキャリアの為、自分のキャリアの為にその安定を捨てて海を渡ってくるのだ。

単身者も覚悟を持ってきている。家に帰っても「おかえり」と声が返って来る事はない。辛い事があっても「何かあったの?大丈夫?」と心配してくれる声も存在もない。想像してみてほしい。

 

フランクフルトは幸いにもメーカー系が多いので妻達の謎のヒエラルキーの波に巻き込まれる事は他に比べて少ない。とはいえゼロでは決してない。

少ないからと言ってここが天国な訳ではないしストレスフリーな世界でもない。日本のようなしがらみは少ないが2歳児を育てている頃のようなどうしようもないイライラを抱えていたり達成感の無い日々を送っていたりする。

かと言って帯同した事を後悔しているわけではなく家族の為になんとか頑張ろうと日々奮闘している。

 

という事を家族を預かる現地のトップが理解している会社はこれからも繁栄していくだろうし社員も家族も安心して命を預けられる。

 

今時そうでは無い会社も存在する。主人が頑張って働いているのだから家族は黙って応援するものだと勘違いしている会社も平気である。

でもそれってかっこいいの?情熱大陸に出られる?プロフェッショナルな流儀?家族を大事にできないような企業の商品を使いたいって取引先ってあるの?表にでてきていないだけなので取引先は知らずに付き合いをするだろう。しかし表に出ればどうだろう。

 

女は忍耐力があるからぎりぎりまで言わない。でもそれを言葉にするようになる頃にはもう遅い。もう家庭は崩壊しているのだよ。その責任は主人にある。会社の言われるままやっていたら嫁も子供も精神的に追い込まれ、結果他人に迷惑をかける。誰も幸せじゃない。

 

重要な取引先にはこれでもかという程に気を遣うだろう。それでも足らないかもしれないと次の手を考える。

それを家族にもできないものだろうか。お金にならない事はできないかい?本当にお金にならないと思っているならもうどうしようもないけれど選ばれし戦士達が集まるこの地ではそんな低レベルな人間はいないと信じたい。

 

夫達は慣れない英語で一生懸命やっているのだ。妻もそれを支えてあげたいと思っている。そんな夫になるべく負担をかけたくないとも思っている。しかし妻も人間。取引先も人間。同じくらい大切にしてもバチは当たらないんじゃない?

 

駐在だからというわけではないが会社の為に頑張っている社員とその家族をいかに大切にできるかがトップの腕の見せ所。甘やかせと言っているんじゃない。思いやれと言っている。思いやりで飯が食えるか、というやつは成功した事がないやつの言い訳だ。

 

夫よ。頑張って働いている事は家族は充分知っている。でももっと上司に甘えていいし不満を言えば良い。それを受け止めるのが上司の仕事だ。その分君たちより給料をもらっているんだから。そしてやってもらって嬉しかった事は上乗せして部下にもしてあげて。そうすれば日本はきっと良くなる。あなたの子供はそんな父親を誇りに思うだろう。

 

上司であるあなたももっと部下に甘えていい。甘えるというのは信頼するという事だ。頼りなく見える奴もやらせたら案外なんとかするものだ。あなたがそうだったように。もし失敗したら経験を積んだあなたがフォローをすれば良い。

 

毎日忙しいと普通の事が見えなくなる。たまの休日も息抜きだと言って動画サイトばかりみていては何も休まらない。ぼーっとする時間、家族との時間の中に答えは詰まっている。

いま一度立ち止まって自分の立っている場所、周りの環境を見渡して見てほしい。

苦しんでいるのはあなただけじゃない。

立ち止まらないと苦しんでいる事もわからないし、家族や周りの声援も聞こえないでしょ。

周りは敵じゃない。味方なんだよ。

 

駐在の心得

ちゃんと家族を大切にしているから大丈夫だと高を括るな。一度立ち止まらないと手遅れになるよ。

お金を稼ぐ事が夫の役割となっているかもと気づいたら、手遅れになる前にしっかり家庭に入って家事や子育てを真剣に取り組む。出張続きで行動に移せないなら思いやりや労りの言葉を常に家族に投げかける。

できる男とはそういうものだ。みんなの幸せを考えられる。簡単な事ではないから仕事ができないやつには無理だ。男は何故か皆自分は仕事ができると思い込んでいる人が多いが家族の犠牲の上で成り立っているならばそれは仕事ができない奴の戯言。家族も毎日ニコニコ、仕事も順調、それが出来る男だ。家族とあなたが良い社会を作り上げている。あなたは会社だけでなく良い社会を生み出している貴重な人材です。

 

上司よ。家族は命がけで来ているのだよ。部下も部下の家族もあなたの家族です。大事に大事にしてほしい。お金を渡せとか甘やかせという話ではない。心に寄り添う覚悟を持ってほしい。安心して暮らせる環境作りがあなたの仕事です。そうすれば部下に対して文句はないはず。部下へ文句のある人は自分の力不足を人のせいにしているだけ。その文句、自分に言ってみるといい。家族を大切にしてこなかった、またはそれに気づかない人は上司に向いていませんね。わからないんですから。

 

 

と、ちょっと色々と怒りが溜まっていたので思いの丈を書いてしまった。

我が家には色々なお友達が遊びにきてくれます。回数を重ねると駐在の不安や不満が出てくる事もあります。経験上素敵な奥様には素敵なご主人がついておられます。が素敵な奥様は我慢強い方も多いです。こんなに素敵な方が時に辛そうな表情をされるのは悲しいです。不満も吐き出せば少しはラクにはなると思いますが根本の解決にはなりません。

どうかあなたの素敵な奥様をもっと観察して労ってあげてください。幸せなお顔にできるのはあなただけですよ。私にはそこまで無理です。結婚できたあなたの特権だという事を忘れないで。

男メシ

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おっとなんだかよくわからない写真で失礼。

息子が今夜はパスタが食べたいというのでウチにある材料でパスタを作った。

パスタはいつも息子に手伝ってもらうか、お任せで作ってもらうかするようにしている。

母が居なくても食べていけるように、家族を持った時に家族の喜ぶ顔を見られるように。

 

材料は(3人前)

ニンニク 1かけ

オリーブオイル 大きいスプーン4杯くらい

パスタ 袋半分くらい

キャベツ 半玉くらい

ツナ缶 1缶

塩  味がするくらい

 

息子よ、君の作るパスタは美味い。パスタ一つで家族を幸せにできる君は男の中の男だ。

1番身近で大切な人を幸せにする事は仕事よりも難しいかも知れないが男としてやりがいがあるぞ!他人にはできなくて夫、彼氏にしかできない事が何かを知っておいて欲しい。

 

キャベツとツナのパスタはビタミンもタンパク質もよくとれる。パスタのグルテンと糖質が気になるが見なかった事にしよう。全粒粉のパスタかグルテンフリーのパスタならまだ安心か?

 

人間の体は十人十色だから食べる物が一緒でいい時ばかりじゃない。という事実を知るだけで社会に貢献できる。自分の体と家族を守ることができる。

 

パスタの次は鍋ものだな。鍋→うどん→雑炊と3食活用できるのはでかい。

 

鍋もいいけれどそろそろ暖かくなってきたからね。

春の食べ物と言えば何かしら。つくしとか見た事ないけど存在するのかな。

ドイツ生活の方が長くなった君はドイツの春に何を思うのかしら。

 

恵みの雨が続くも合間合間で光が差すドイツの春が好きです。とはいえ体調も崩しやすくなるので皆さま睡眠と水分を多めにとってくださいね。

 

では。

 

カルキとり

朝起きたら白湯を飲むんだけれど最近グラスに白いモヤモヤが入るようになった。

ポットの中を見ると底がまだらに白く何かこびりついている。

カルキかー。カルキはアルカリ性だから酸性の何かがいんだよな。帰国女子からいただなんやかんやbox見たらいいのがあった。

 

使い方わかんないけどとりあえずどぼどぼっと入れて水を半分くらい入れて沸かしてみた。

 

ほどなくして中を除くと気持ち良いほどピカピカになってた。

余ってたのを全部入れちゃったけど少し取っておいて外側も磨けばよかったなー。

 

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つぶやき 

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3月も終わろうとしていますね。

ウクライナとロシアの事が起こってからコロナ騒動は無かった事になるようになるのかしら。

 

ドイツも暖かくなってきてマスクもだんだん苦しくなってきました。

規制も一気に緩和に向かいマスクだけはFFP2とかいう謎のマスク規制だけあり、店舗によっては入り口でFFP2の印字を確認されるとか。

 

コロナという病気よりもこの状況を作り出した世間が怖い。

検査結果が曖昧なコロナ検査に、効果のわからないワクチン、家族に陽性者がいてもワクチン摂取済みなら検査も隔離も不用でお外に出てもオッケー。でも感染者は増え続けていますという報道。そりゃ増えるでしょうよ。ワクチン打ってても感染するんだから。

 

で、次はウクライナですか。

 

昔動物園のペンギン達が壁に映った光を全員で追いかけているかわいい映像がありましたが一般市民はそのペンギンのように扱われているのですね。光を追っている間に光の反対側で笑っている人達がいるのでしょうね。

 

振り返って冷静に光の元を見られる視点を養わなければいけませんね。

 

高学年の雪遊び

雪、今年はよく降りますね。

ちびっこは雪だるまを作ったりソリ滑りをして楽しめますが高学年、中学生なんかはお友達がいれば雪合戦も楽しいけれど、今は難しい。

 

でね、私いいもの見つけたの!

https://www.amazon.de/Snowfeet-Skates-Skiboard-Snowblades-Original/dp/B07RK3NQK5

 

お持ちのスニーカーでもスノーブーツにでも手軽に取り付けられるミニスキー。

スキー場じゃなくても公園のちょっとした傾斜でも楽しく滑られる。

 

あまり傾斜がないとつまんないみたいだけれどソリが滑るくらいのところだと手軽に遊べます。

スキー板用のワックスを塗ればもっと快適みたいだけど無くても大丈夫。

遊び終わったらよく乾かして。裏の金属部分が錆びちゃう💦

 

気分転換にちょうどいいなーと、楽しそうにしている息子を見て母はほのぼのとしています。

ちょっとお高いかなとも思ったけれど楽しそうにしてるし運動不足解消にもなるので良しです。

 

今はFerdbergまでの道が封鎖されているのでここでは遊べませんが、お庭がある方は頑張って傾斜を作ってみても面白そう。母は家でぬくぬくとコーヒーを飲みながら様子を眺められる。

 

Rebstockの大きな公園でソリを持ったたくさんの親子連れを見かけたのでそこもいいかも。行った事ないけど。

 

ところで話は大きく変わって母、疲れてませんか?私は毎日子供が授業中は大人しく動画を見てルンルンしてるけれど、きっと疲れてる。

疲れてるというか気づいてないけれどきっと色々溜まってる。

そんな事にも気づかないようになっちゃってるのが怖い。引きこもり慣れ怖い。

女子はおしゃべりできなきゃ発散できないよ。

今まで普通にランチでお話してた事、今はずっと体に溜めていってるんだよね。溜まったそれってこれからどうなるんだろう。

 

ロックダウンって必要な事だけれど心もロックダウンしちゃわないように何か手段を考えた方がいいな。

これ書いてて思った。

ブログっていい手段かも。文字による発散。

確かに記事をupした後は心が軽くなる感触がある。

言えたー。

みたいな。

この短いスキーめっちゃいーよー。

てのをお友達に言う代わりにブログに書く。

誰かに言えたー。

スッキリー。

 

発散というか発信をしたいんだな私は。

あれいーよー、これ美味しいよー、あそこ面白いよー!

女子のランチネタだね。

女子は発信したいのか。

 

ブログ、おすすめです。