ドイツに呼ばれて

主人の駐在に伴いフランクフルトにやってまいりました。

献立

とにかく献立を考えるのが苦手

スーパーにお買い物に行っても何を買えばいいのかわからない

 

必要なものはメモをしていくのだれけどいつも買うものはだいたい決まっていて家に帰り着くと、今晩なにしよ…ってなる。

たまにその日は決まっていても次の日には頭を抱えてる。あんなに重たい買い物袋だったのに。

 

うちの1週間の献立 記憶順

今日の夕飯

大根とおふと鳥もも肉のお雑煮

お昼

昨日の野菜炒めの残り

ヌテラサンドウィッチ

 

昨日

夕食

野菜炒め キャベツ、玉ねぎ、豚バラの薄切り、あと忘れた を焼肉のタレで炒めた

カボチャ煮

オムライス

記憶喪失

 

一昨日

夕食

近所で買ったケバブ

ふりかけおにぎり

記憶喪失

 

その前

夕食

焼きそば

記憶喪失

もちろん記憶喪失

 

その前 日曜日だな

夕食

和牛のタリアータ、大根おろし添え

記憶喪失

当然記憶喪失

 

土曜日

夕食

ルパンのミートボールスパゲティ

覚えてるわけない

起きてもない

 

金曜日

夕食

ハンバーグ 大根おろし添え

切ったトマトときゅうり

きっとパン

 

魚食べてないなぁ。

塩サバと熱々の白いご飯食べたい

私じゃない誰かが作った金目鯛の煮付けを熱々の白いご飯にのっけて食べたい

お姑さんの作った鯵の南蛮漬け食べたい

 

自分で焼いても美味しく食べられる塩サバだけどこの時期はじゅーっと焼いた瞬間、「祭りじゃーーー‼︎」と大量のハエが家の中に侵入してくる。その度に今度こそ網を窓の外に貼ってやろうと心に決めては放置をもう何年も繰り返してる。

 

お別れの夏

6月のこの時期、ドイツの日本人間ではお友達とのお別れを告げる足音が聞こえてくる季節です。

 

もう何度も体験した「帰国が決まったの」の言葉を聞いた時の胸の痛み。どんだけ刺さるか。

 

1年しかお付き合いのないお友達も、同じくらいの時期に来たお友達も皆同じようにグサグサ刺さる。

 

子供もそう。

 

子供には

みんなそうやってお友達を増やしていくんだよ。

とか

またお互い新しいステージに立つんだよ。

とか言うんだけどさ

 

なんの慰めにもならないよね。私だってそんな事言われても悲しいもんは悲しいし寂しいもんは寂しい。

 

昨日読んだ漫画の中に

そういう気持ちがあるから人を大事に、大切にできるんだよ

て主人公が言ってたわ。

確かに。

旬な台詞だったわ。

 

 

 

離れがたい

 

そんな風に思わせてくれるお友達が近くにいてくれた事をありがたく思う。また、みんなそんな風に思わせてくれる人ばかりだった。

こんな横暴な私とお付き合いしてくれるなんてみんなすげーなって思う。

「ありがとう」が尽きない

 

しんみり。

 

離れててもみんなが幸せならそれでいいからしっかり自分の幸せだけ考えて欲しい。ほんとに。

日本だと無理しちゃいがちだから、そんな時はドイツを思い出してテキトーに、テキトーに。

どんな事でもなんとかなるしどうにでもなったでしょ。思い出してね。

 

 

 

Lotusのワッフル

日本にいた頃は狂ったように甘いものを食べ漁っていたけれどドイツにきてどこかのパン屋さんのケーキを食べて以来パタリと甘いものを食べなくなった。受け付けなくなったと言った方が正しいかな。

 

砂糖断ちとはよく言うけれど図らずも気づいたら砂糖断ちしてた。だからと言って痩せないよ。体調も変わったわけではない。

 

日本にいる頃より圧倒的に食事の量は少ないしスイーツも食べないのに体重って変わらなかった。渡独して1年ほどしてワイン漬けになってからは少しずつ増えたかな。でもワインのせいなのか運動不足のせいなのかわからない。あ、運動を始めても痩せなかったからワインのせいかも。

 

体重の増減て摂取カロリーやスポーツなどの消費カロリーなんかじゃ決まらないのが不思議ね。

世界でこれだけ色んな人が研究しているのに人によって正解が違う。価値観と一緒だな。

 

さてさて

おうちに子供がいる時間が長いと母は「お腹すいた砲」を浴びっぱなしになる。

なんとかお腹に溜まりそうなおやつを買わなければとスーパーの棚を眺めていたらLotusのワッフルが目に飛び込んできた。

 

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普段甘いものを食べないけれどLotusのワッフルなら少し食べてみたいかも。

いつもカフェのコーヒーの横にぺっと乗って出てくるLotusクッキーの親戚。なんかいい仕事してくれそうじゃない?

 

で、子供の習い事の待ち時間に持っていって食べてみたけれどなかなか美味しかった。コーヒーもあったのでペロリといけた。殺人的な甘さのケーキより全然いい。ざらめ?砂糖の粒の大きいのが散りばめられていて私は好き。

 

子供達の朝ごはんにヨーグルトとフルーツを添えて出してもいいかも。

 

娘にはおやつにスプレー生クリームと一緒に出すと喜ぶかも。

 

お腹すいた砲撃を軽くするアイテムが1つ増えるって主婦のささやかな喜びだな。

 

 

ベッドに呼ばれっぱなしで

もう6月も半ばに差し掛かってるじゃない。

2020年も半分過ぎちゃったわよ。引きこもりでほとんど寝てたけど。めっちゃ寝てやった。ここぞとばかりに寝てやった。

 

あ、いつもか。

 

どこか痛む訳でもなく睡眠不足でもないのに立っていられない毎日。

すぐベッド横になりたくなる。

あれはなんなんだろうか。

立てと言われれば立てるし買い物も行ける。

でも家事がつらい。食事の用意がつらい。

奮い立たせればできるんだけど口からは

「つらいわぁ」

と漏れてきてしまう。

あれはなんなんだろう。

 

ただここ数年それが普通だと思っていたし

めんどくさがりだし

立派な怠け者なんだと思ってた。

 

でも少し前に気づいた事がある。体調の良い時って寝ようとも思わないんだよね。何か忙しなく動きたくなる。あれやろかな、これしよっかなーってなるの!

 

その日はなぜかとても朝から元気が湧き出るような日で、でも慣れてないからその元気は気のせいだと思いいつものようにベッドに寝転んでみたんだけど5秒くらいたって

無理だわ!

なんかおかしい

いやいやいや

なんか違う。寝てるだけってめちゃしんどい!

と思って

起き上がって掃除したり片付けしたりしたさ。午前中なのに夕飯の下拵えまでできてしまった。

なんだったんだろう。あのサクサク体が動く感じ。

しかしそんな日は続くわけでもなく何に数回しかやってこないのが残念。しかも突然予告もなく。

週3回くらいはきて欲しい、あの20歳若返ったような内から湧き出る元気。

 

コロナ中は特に体が動かなかったなー。

なんでこんなに動かないんだろう。

と考えてたらふと思った。もしや四六時中家にいる家族に日々パワーをぎゅいーんと吸い取られているのではないか。お互い気づかないうちに🧟‍♀️

 

その考えが一番しっくりきた。

 

んなわけないだろうけどさ。

ごめんよ、家族。母は何にもしてないくせにパワー吸い取られてるとか言って。

だって全然パワーでないんだもん。

こんなに出ないって日本で生活してた時以来だよ。ん?日本?

湿気のせいか?

湿気さん?

湿気さんなのかい?

そうか湿気さんか。

最近天気も悪かったもんね。

そうそかそうか。

 

確かに今日はいつもより調子良かったもんな☀️

ん?でも昨日は最悪だったぜ☀️天気良かったのに

なんなんだろーなー

 

 

好きな歌い手さん

デーモン閣下が好きです。

でもジュリーはもっと好きです。

 

あさこです。

 

あさこ、実は安室ちゃん世代なのですがジュリーが大好きです。

もちろん安室ちゃんも大好きで安室ちゃんは私達の神です。それは間違いない。

 

ジュリーは私が学生の頃テレビで懐かし映像かなんかで見て涙をこぼしたほど衝撃的でした。

その時はサムライを歌っていたと思います。

こんなかっこいい侍見たことない!というのが最初の印象だったと思います。

当時では珍しいビジュアル系で化粧も衣装も派手でしたがそれも含めて私から見ると侍そのものでした。

当時の曲は今より短い曲が多く少ない言葉にどれだけ込めるか、というものが多かったように思います。

さながら俳句のよう。

その少ない言葉の中にそれ以上の想いを全身で表現しているように思えた。

とにかく、かっこよかった!

ジュリーと同じ時代を生きたかった!

母が田中裕子にちょい似なのであわよくば私でも…

とかアホな事を考えたもんでした。

 

未だにジュリーが好きだと言うと最近のジュリーは…という反応が帰ってきますがそれもでもいんです。生き様がとにかくかっこいい。自分の人生に責任を持っていないとあんなパフォーマンスはできない、あんな歌は唄えない。かっこよすぎる。

そりゃあの樹木希林も悶えるわ。

 

で、

 

デーモン閣下も好き。

あの徹底したキャラ設定。

類い稀なる頭脳。

それを超える歌唱力。

人間ワザではない。

だって人間じゃないんだもん。

そりゃそうだわ。

 

 

ライブなんかはライブとかコンサートとかって言わないのよ。

あれは悪魔の布教活動の一環だから「ミサ」っていうのよ。

閣下もあれを通して世の中に訴えているの。

あんなんで。

でも信念があれば伝わるんだ。

大事なのは伝える心、伝えたいという気持ち。

伝わるかどうかわからないけれどやるという覚悟と勇気に人は最初に心を打たれるのだ。そこから耳を傾けていく。

 

営業でもそうでしょう?

 

いま使っているもので問題ないのにそれでも売り込もうとする勇気と覚悟に人の心は動くのだ。商品説明を聞くのはその後だ。

先にあなたの覚悟を見せてやれ!

 

と、陰で主人を応援してみる。

  

 

ドイツにミサに来てくれないかなーと、事務所にメールしようと思ったけれど

ドイツ、ガッチガチのクリスチャンじゃん。

悪魔の布教活動なんか言語道断だよね。

ドイツ連邦局の許可がおりんわ。

それとも勇気と覚悟を売り込むか⁉️

いや、ここはミサ決行の為、世を偲ぶ仮の姿で乗り込んで行くしかあるまい。

 

きょうNHKに閣下が出ていらして御年10万56歳とアナウンサーが言っていた。

天下のNHKも閣下の傘下になったのか。

10万56歳て。

NHKも来るとこまできたな。

閣下、次は日本の総理大臣だな。

頭脳はいいがG7とかの集合写真もあれになるんだろうか。

一人悪魔がいるだけでG7ではなく閣下とその他大勢にしか見えないだろう。

もしくは閣下とその他悪魔達か。

かのISもびっくりや。

そうなれば世界は皮肉にも悪魔の力を持ってして本当の平和が訪れてきているという証拠だろう。

 

  

ちなみに我が息子も日本にいる時からNHKを通して閣下に洗脳されており、閣下の歌うToi Toi Toi という幸せを歌っている歌が大好きだ。

鉄道音楽にしか興味のない我が息子までも。

金曜日には閣下もテレビに登場してくれた。

前日の木曜日なんて「明日は閣下もくるよ!」

と宣告もある。

息子はテレビを見ていなかった私に

「明日は閣下がくるみたいだよ!」

目をキラキラさせて報告してくれたもんだ。

恐るべし閣下。

 

 

とかなんとか思いながら休日をだらだらと過ごしておりました。

ジュリー→閣下→島津亜矢

とYou tube を渡り歩いておりました。

 

島津亜矢?誰やねん?

 

と思った?

 

私もそう思ってた。

 

久々に魂が揺らいだよ。

 

あんの人凄いよ。

 

なんか知らんけど凄い。

 

このなんか知らんってだけで凄くない?

 

だって言葉にできないんだよ⁉️

 

こんなに言葉に溢れている世の中なのに。

 

え?私の語彙力の問題?

 

そうともいう。

 

島津亜矢、フランクフルトでコンサートしてくれへんかな。

 

つづく…。

 

 

 

 

鉄道模型

 

いまフランクフルトでワイン祭りやってるね。

色々飲み比べて美味しいワインが見つかればワイナリーまで行こうと毎年いそいそと祭りにでかけるんだけど飲んでるうちにワインならなんでもよくなっちゃうんだよね。外でお友達と飲むワインはなんだって美味しく感じるんだよ。

 

で、飲みすぎちゃう。

 

そして次の日の朝に、しばらく酒はいらねーってなる現象が起こる

しかし

夕方には解消される

めんどくさい女のようだ

 

 

さてさて

ふと思い出した場所があるの

 

以前Michelstadtというところに呼ばれて行った

 

ここは古い街並みが残るちいさな町で、イースターが近づくと飾り用のたまごを買いに人々が集まります。

なぜここにたまごを求めるのか謎なのですが、たまごを売っている場所が資料館になっていてなんとここの屋根裏部屋にそこそこのサイズの鉄道のジオラマがあるんです。

自分で運転できるコースがあったりと鉄分の多い男子にはたまりません。

また、よーく見ると鉄道の脇に設置してある人々の生活の様子もかなりシュールで大人も割と楽しめます。

 

ジオラマは1年を通してやっているのでジオラマ不足のお子様がいらっしゃる方は是非街の観光もかねて行ってみてはいかがでしょうか。

 

ただ、お気をつけください、

資料館が開いているのが金土日だということ、

フランクフルトからMicheistadtに入る手前にスピードカメラが設置されているということ。

うちもバッチリ撮られました。

 

資料館のサイトはこちらです

Stadtmuseum

https://www.michelstadt.de/tourismus-kultur/sehenswuerdigkeiten/altstadt/museum-in-der-kellerei/

 

行かれる前にチェックしてくださいね