ドイツに呼ばれて

主人の駐在に伴いフランクフルトにやってまいりました。

ラインガウ音楽祭

先日のショパンコンクールで優勝したブルースリウくんが来るみたい!音楽祭だからかチケットも破格。

今年はピアノが熱い。リシエツキやユッセン兄弟などイケメンが来る。若手演奏家のエネルギッシュな演奏を聴くも良し、巨匠ソコロフの音に身を委ねるも良し。なんと贅沢。

クラシック音楽とは縁がなかった方もせっかくなので一度足を運んでみてはいかが?

私の演奏会の聴き方ですがまず予習をします。演目を調べて毎日それを流します。また、同じ曲で違う演奏家を何人か探して聴き比べます。検索する時は日本語ではなくドイツ語で調べましょう。作曲家がロシア人ならロシア語で検索してもいいかも。そして音の響きや間の取り方など演奏家の解釈をなんとなく感じます。詳しい事はよくわかんないからとりあえず感じてみる。聞いてもよくわかんないやってなる時がほとんどだけどそれでいいと思ってる。

あとは作曲家の歴史やその曲が作られた背景を調べます。だいたい違う作曲家2名〜3名の演目があるのでその3人の関係性なども調べてみます。やってみるとわかるのですがこれが意外と面白い。だんだん謎解きみたいになってきますよ。そうこうしていると耳も慣れてくるので演奏も聴きやすくなります。

もちろんファーストインプレッションを楽しむのも1つの手です。私は何回かやってみましたが前者の方が楽しめたのでこちらはあまりやらなくなりましたがこれができるなら最高ですね。

音楽祭なら昼間の演奏もあるのでお子様連れでいかがでしょうか。1番小さい子だと5歳くらいの男の子を見た事があります。あまりじっとはしていないのですがゴソゴソと動いていたかと思うとじっと聴いている事もあるので子供なりの感性で聴いているのではないでしょうか。

また、演奏が気持ちよくて寝てしまっても大丈夫。だって心地いいんだもの。いびきだけ気をつけて。

教会での演奏会もありますが夏でも足元から冷えるので羽織る物は必須です。

せっかくドイツに来たのだから一度でも本場の響きを体験してみてくださいな。